こんにちは、日韓夫婦ぷーもぐのもぐです。今日は韓国のマンション事情についてお伝えします。
韓国のマンションは構成や設備など、日本のマンションと違う部分がたくさんあります。韓国人夫ぷーさん監修のもと分かりやすくまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。また、質問があればぜひコメントにどうぞ!
※記事中の”韓国のマンション”は、平均的な韓国のマンションのことを指します。
目次
韓国のマンションについて
韓国のマンション基本情報
①日本でいうマンションのことを韓国ではアパートといいます。マンションと言っても韓国ではあまり通じないかもしれません。
②韓国にも色んなタイプのマンションがありますが、基本的に高層マンションが多く、建物同士が密集しています。
③日本では5−6棟が連なっているマンションだったらかなり大規模だと思いますが、韓国では10棟くらいは当たり前、多いところだと30棟くらいで一つのマンションとなります。
大規模マンションだと、共用設備としてサウナやジム、プールなどがマンションの敷地内に設置され、住民だけが使うことができたりもします。
↓ぷーさんの実家マンションの共用プール
④韓国のマンションと日本のマンションの大きな違いで、韓国のマンションでは1フロアに2部屋(2家族)しかないことが多いです。
日本のマンションのように1フロアに何部屋もあるマンションは、韓国ではかなり昔に建てられたものか、お金があまりない人が住むというイメージがあります。
⑤韓国では中古マンションを購入する時に、リフォームする人が日本よりも多いイメージです。また、購入せず賃貸でマンションに入居する際にもリフォームする人が多いです。
韓国のマンションの駐車場
日本のマンションと韓国のマンションで大きく違うのが、マンションの入り口です。
駐車場の入り口にはバーがあり、住民があらかじめ車のナンバーを登録しておくことで、それに反応してバーが自動的に開きます。
また、登録している車が入り口を通ると、部屋の中にあるインターホンモニターが反応して、「今車が帰ってきました」というようなアナウンスが流れます。
韓国のマンションの玄関
韓国ドラマでよく出てくるように、韓国のマンションの玄関ドアの鍵は暗証番号を押して開けるタイプがほとんどです。
一応タッチキーのような物理的な鍵ももらっているのですが、持ち歩くことも、玄関前でいちいちかざすことも面倒臭いので、ほとんどの人が使っていないと思います。
韓国のマンションの部屋の構造
日本のマンションは、玄関を開けたら真っ直ぐ廊下があって、両脇に1−2部屋、トイレ、お風呂があり、廊下のつきあたりにリビングルームがあるという構造が多いかと思います。
しかし韓国のマンションは、玄関を開けたら全てが見えるというか、リビングとキッチンが家の中心となり、その周りに部屋やバスルームがあることが多いです。
ちなみにぷーさんの実家は3LDKで120㎡くらいです。
韓国のトイレ・韓国のお風呂
韓国では2人以上が住む間取りの場合は、2つバスルームがあることが多いです。
ぷーさんの実家の場合は、玄関を開けてすぐ隣に一つ目のバスルームがあります。
マスタールーム(主寝室)の中のバスルームは、パウダールームを通った奥のところにあり、浴槽はありませんがシャワーブースがあるのでトイレが区切られています。
韓国は日本ほどお風呂文化はなく、家の浴槽に毎日入るという人は少数派です。そもそもバスタブを設置していないマンションも多いです。
しかし最近では、日本のようにトイレとお風呂を別々に設置するという人も以前よりは増えてきたました。
また、便座にはウォシュレットをつけている家庭も少なくありません。ただし、基本的に韓国のトイレの水圧は日本より低いので、気をつけないとトイレットペーパーが詰まってしまいます。
韓国のリビングルーム
前述のとおり、韓国のマンションはリビングを家の真ん中に設置されていることが多いので部屋全体がとても広く感じます。
そして、韓国のマンションは基本的に全室床暖房です。
リビングルームには、日本のマンションよりも多機能なインターホンがあります。
また、日本のマンションのようなベランダは韓国のマンションにはありません。
このように、韓国のマンションのベランダは室内ですが床部分がベランダ用の素材になっています。
韓国のキッチン
韓国のキッチンは基本的に日本のマンションより広いスペースで、開放感があります。
そしてキッチン家電は大きめで、冷蔵庫や食器洗濯機が日本の平均的な冷蔵庫の1.5倍くらいの大きさです。
キッチンの奥には他用途室と呼ばれる小部屋があり、ぷーさんの実家の場合はキムチ冷蔵庫、洗濯機、食材庫があります。
洗濯機はバスルームではなく他用途室に置く家庭が多く、ぷーさんの実家は普段2人暮らしですが容量が25kgの洗濯機です。
その他の部屋
ぷーさんの実家はリビングの他に部屋が3つあり、バスルームの隣には私たちが寝ている部屋があります。もちろんこの部屋も床暖房があるのでとても暖かいです。
リビングの隣にはぷーさんが在宅勤務をするために使っている部屋があり、机とベッドを置いています。この部屋にも、というか全部の部屋に窓があるのでスッキリします。
玄関ドアから一番離れたところにマスタールーム(主寝室)があります。ぷーさんの実家の場合は、ベッドやテレビ台を置いていて、壁は一面収納になっています。
前述のとおり、部屋の奥にはパウダールームと、バスルームがあります。
各部屋は大体6−8畳くらいで引き戸ですが、最近はスライディングドアにリフォームする人もよくいます。
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