日常の小さな幸せ「小確幸」について

美味しい韓国語





こんにちは。Korean Poohです。もしかして韓国語で「소확행(ソファクヘン)」という言葉を聞いたことがありますか?

漢字では「小確幸」と書き、その言葉の意味は「小さいけれど確かな幸せ」を意味します。日常の生活で、小さいけど、確実に感じることができる幸せですね。調べてみると、この言葉の由来は、作家「村上春樹」のエッセイ「ランゲルハンス島の午後」に出てくる短編のタイトルに使われたことから知られるようになったようです。

実は私は、「소확행(小確幸)」という言葉が韓国だけで通じる言葉だと思っていました。韓国では数年前から流行していて、ポスターやテレビCMのコピーライターとしても多く使われています。(2018年は流行言葉ランキング1位)

ところがこの前、「소확행(小確幸)」という言葉が韓国だけで通じる言葉ではないことが分かる事件がありました。

会社社内のコミュニケーションツール(Microsoft Teams)に「小確幸」というタイトルで掲示板ができて、そこである社員が、

冬に最適な食品はおでんだ!なぜかというと、炭水化物でなく、豆製品や魚製品メインで、ホクホクおいしくて、夕飯でも最適!スーパーで買って、手軽に作れる!
お昼におでんを食べて幸せと感じた私からのどうでもいい食生活をお勧めしたい。

と呟いたんです。私は、その文章を見て自分の中で「そうだなぁ。寒い時におでん食べると幸せだなぁ」と思った瞬間、私の上司がその「小確幸」にコメントを書きました。

わかる。
でも、俺は大根が一番。

皆さんは昨日、または今日を振り返ってみて、何か「小確幸」を感じた瞬間がありますか?
「村上春樹」は、焼きたてのパンを手で引き裂いて食べるとき、引き出しの中にまっすぐに整理されている下着を見たときに幸せを感じると本に書いています。

今日を振り返ってみると、私は、2つの「小確幸」がありました。

  • 妻と一緒にモチモチのチョコロールケーキを食べたこと。
  • 妻が私の耳を掘ってくれたこと。(耳掃除)

ほとんど私たちが考えている幸せは、多分試験で満点をもらったり、宝くじに当たったり、体重が5kg減ったり、などの一時的、または一回で終わることかもしれません。
しかし、小確幸、私たち日常で細かくて小さく起こるモノです。もしかして、まだ皆さんが気づいてないかもしれません。今日はご自分の「小確幸」は何だか一緒に考えてみませんか?

今日学んだ言葉:소확행(ソファクヘン、小確幸)




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もぐ

ぷーもぐ旅行のもぐです。これまで旅した国は20か国以上。 北欧に住み、social welfare systemを専攻していました。 現在は韓国人夫ぷーさんと、1歳のウリ赤ちゃんと一緒に、日本↔韓国を行き来する生活で、世界一周を少しずつ旅しています。