【1歳とハワイ】ANAカウチシートのメリット・デメリット解説! 搭乗記録/A380/エコノミー

赤ちゃんとハワイ旅行

こんにちは。生後4ヵ月から赤ちゃんとの海外旅行を始めたぷーもぐ旅行です。

こちらの記事では、1歳半の赤ちゃんとANAカウチシートでハワイに行った際の搭乗記録やカウチシートのメリット&デメリットを詳しくご紹介します。




ベッドになる夢のエコノミー席!カウチシート

カウチシートは、日本の航空会社で唯一ANAが採用している席で、エコノミー席のレッグレストを上げてベッドのように完全フラットな状態で横になれる席です。

こどもを横にして寝かせてあげたい!

という親にはとっても嬉しいサービスですよね。

カウチシートは、エコノミー席の料金+時期によって変動する追加料金で使うことができます。

(引用)ANA COUCHii 公式HP

私たちはお盆真っただ中で、カウチシート3席の追加料金は片道5万円でした。

それでは1歳とのANAカウチシート搭乗記録、ご覧ください。

1歳とANA A380便に乗る

2024年8月、お盆の成田空港を甘く見ていました。

かなり余裕を持って家を出ましたが大渋滞。

空港まで送ってくれた両親とご飯を食べようと思っていましたが、車が動かず降車場でおろしてもらってそのままバイバイでした。

こんなときにはオンラインの事前チェックインが便利ですが、2歳以下のこどもがいる場合は事前チェックインができないので、カウンターでの手続きが必要です。

ANAの成田発→ホノルル行きの場合、自前のベビーカーはチェックインカウンターで預け荷物として預けなければいけません。

(大韓航空などでは、搭乗口まで自分のベビーカーが使えます)

レンタルベビーカーは搭乗口まで使えるからいいけど、ホノルル空港では荷物としてベビーカーが出てくるまで抱っこが必要だから大変そう。

成田発ハワイ行きの飛行機は、ほとんどが夕方以降の出発の便です。

今回私たちが乗るホノルル便は夜20:10発なので、

①飛行機に乗る前に夜ごはんを食べて、

②搭乗したら最初からぐっすり赤ちゃんに寝てもらう

作戦です!

機内食は夜22時前に出てくるので、大人も機内食は食べない予定にして第一ターミナルの不二家レストランへ。

料理が出てくるまですぐ隣の展望台で飛行機ウォッチングができます。

お子様ランチが可愛くて、席から飛行機も見れるので子連れにおすすめです。

第一ターミナルには、無料のこどもの遊び場が二つあります。

一つは誰でも使えるこのレストランエリアと、もう一つは保安検査場を通過したひとだけが使える遊び場です。

どちらも使おうと思っていましたが、予想以上に空港が混んでいるので保安検査場内の遊び場だけ行くことに。

メリーズがスポンサーの遊び場、可愛くておむつ替え台もついててウリ赤ちゃんは大満足です。

ちなみに同じ時間帯にここで遊んでいるこどもたちは、同じ便に乗る可能性大なので軽く挨拶。

一緒に遊んだ子たちは100%同じ便でした(笑)

さて、ANA A380便はFLYING HONU(フライングホヌ)と呼ばれていて、飛ぶウミガメという名の通り、機体は3種類のカメさんのイラストがあり、どれに乗れるかは当日のお楽しみ。

今日のウミガメさんはハワイの海を意味する「ラニ」くんです。

赤ちゃん連れの優先搭乗で飛行機に乗り込みます。

カウチシート搭乗記録

ANA A380便は、2階建て総座席数520席という巨大飛行機ですが、カウチシートは1階席の一番後ろにあります。

乗り込んだ瞬間、機内に流れるハワイの音楽を聞いてリラックス。

搭乗口からはなかなか遠いカウチシート、抱っこして歩くと結構疲れます。

カウチシートには、

  • エコノミー席に付くブランケットと枕
  • カウチシート専用の敷マットレス
  • カウチシート専用の大きい枕2つ
  • カウチシート専用のベルト

が付いています。

韓国人夫ぷーさんが座った際の、前の座席との間隔はiphone13を縦に1個分と割と余裕があります。

わくわくしながら離陸を待っていると早速トラブル発生。

滑走路の不具合で1時間の遅延だそうです。

機内での待機のあいだ、レッグレストを早速あげてみます。


子どもにとっては足元にかなり余裕ができるので楽になりますね。

CAさんにお願いしてミルクを作ってもらったり、おしゃぶりをあげたり、眠気を誘う作戦でしたが、明るい機内と動かない飛行機という環境で全く寝る様子がありません。

なんとか1時間耐えて離陸です。

離陸の時はレッグレストは使えないので、上空まで待ち、横にして寝かせようとしましたがいつもと違う環境なので寝ず。

立って抱っこしながら寝せました(カウチシートの意味!)

そして敷きマットを使う余裕もなく、シートベルトやアームレストの金具に頭をぶつけるんじゃないかと冷やひやします。

早速寝てくれたし、これは8時間のフライト楽勝!と思っていたのですが、狭いスペースで寝返りができず、怒って30分で起きてしまいました。

一歳のウリ赤、普段寝る前はごろごろと動き回るので、カウチシートだけではスペースが足りないようです。

飛行機後部(この写真よりもっと奥のCAさん達がいるエリア)に移動して抱っこでゆらゆら寝かせます。

ただ、後部はとても明るいので、眠い→寝れない→怒る→明るくて目が覚める、を繰り返していました。


一度寝ても、寝返りができずにすぐに起きてしまいます。

寝せることはあきらめて、機嫌を直すため機内食を一緒に食べます。

2歳以下に付いてくるベビーミールは、本当にドロドロ離乳食なので1歳はあまり食べなさそうです。

付いていたヨーグルトだけいただきました。

大人の機内食はハッシュドビーフ。久々にANAに乗りましたがやっぱりすごく美味しいですね。

結局、その後もカウチシートでは寝られず、約9時間のフライト中50分だけしか寝ませんでした。

カウチシートに向いてる子

カウチシートに向いてる子は

  • 寝返りしなくても怒らない低月齢、またはある程度大きい子
  • 一度寝付いたらあまり起きない子
  • 狭いところで寝る非日常感を楽しめるある程度大きい子

ではないかと個人的に思いました。

また、私たちは3席のカウチシートに大人2人+子ども1人で座りましたが、

大人1+子ども1で座ればもっと広々使えてよかったと思います。

ハワイ入国審査が早く終わるアプリMPC

そんなこんなでハワイに到着。

ハワイの入国審査は最近めちゃめちゃ長くかかるという話を聞いていました。

子どもの機嫌を保ったまま入国審査を終えたかったので、事前にMPCというアプリで入国申請して、実際に10分ほどでパスポートも見せずに、スムーズに入国することができました。

MPC: https://www.cbp.gov/travel/us-citizens/mobile-passport-control

カウチシートのメリット

帰りもANA A380便のカウチシートに乗りました。

ホノルル発では、ベビーカーは搭乗口まで使うことができ、成田に付いたらベビーカーを目の前に持ってきてくれるシステムです。

行きのカウチシートは夜便でも子どもが寝なかったので、昼便の帰りは寝ないだろうな、と思って気楽に構えていました。

カウチシートというか、ANA A380便のメリットなのですが、子連れが多いので多目的室があります。

授乳やおむつ替えに使えるので、安心でした。

機内のトイレのおむつ替えも慣れてはいますが狭くてハードルが高いので、多目的室は本当に助かります。

もう一つのメリットは子ども向けメニューの豊富さ。

2歳以下には離乳食メニューが付いてきますし、大人分の機内食をキッズミールに変更しておけば可愛くて美味しいご飯が食べられます。

飲み物は子ども用に蓋つき、ストロー付きで渡してくれるのもありがたい。

また、子ども向けにくれるおもちゃは、トランプかマグネットブックから選ぶことができ、かなりハイクオリティなマグネットのおもちゃでウリ赤ちゃんは大興奮でした。

また、モニターはキッズメニューへの切り替えができ、こどもが大好きなディズニー、アンパンマン、ポロロなどたくさんのアニメが揃っています。

そして、A380フライングホヌ便の中でしか手に入らないホヌのぬいぐるみも我が家では大ヒットでた。

3種類ある亀さん、全く買うつもりはなかったのですがウリ赤ちゃんは寝る時に人形を抱きしめると寝やすいので祈る気持ちで購入しました。

結局寝なかったのですが(笑)、カメ×飛行機というフォルムが気に入り、ハワイでも日本に帰ってきた今でも毎日抱きしめています。

行きの便と帰りの便、2匹購入しました。

ちなみにANAのJCBカード、ハワイに行く直前に作ったのですが機内でのお買い物が10%オフになったので良かったです。

A380便のメリットはたくさんあるのですが、1歳のウリ赤ちゃんと乗ってみて、カウチシート自体のメリットとしては、あまりありません。

前述したように、カウチシートでも寝られそうな子どもにとってはメリットのある席だと思います。

また、大人2人でカウチシートを使っていた方も1人ずつ交代で横になっていたので楽そうに見えました。そういう使い方をする人にとってもメリットのある席だと言えます。

カウチシートのデメリット

カウチシートの何よりのデメリットはそこまで広々とは寝られないことです。

大人2人でも横向きなら寝転がれる、とネットで見ることもありますが寝返りは不可能ですし本当にぎゅうぎゅうなはずです。

そして、カウチシートを使える時間が少ないというのもデメリットだと思います。

理論上、離陸・着陸体制以外の時は使えるのですが、8時間のフライトのうち食事が2回あり、カウチシートは後部座席なのでドリンクサービス〜機内食の配膳〜片付けまで待っていたら時間が取られます。

機内食は食べないからとにかくゆっくりカウチシートで横になりたい、という方にとってはカウチシートは良いと思いますが、せっかくだから機内食は逃したくない、という方はカウチシートを有効活用できる時間は少ないと思います。

まとめ

私たちは、ホノルル便よりも長い長距離便でカウチシートが導入され、ウリ赤ちゃんがもう少し大きくなったらまたカウチシートを検討するかもしれませんが、同じくらいのお金を出すならプレミアムエコノミーが良いな、というのが感想です。

ただ、A380便自体はとてもキッズフレンドリーで乗りやすかったので、みなさんも一度カウチシートを試してみる価値はあると思います。

以上、一歳と乗るカウチシートのメリット・デメリットをお伝えしました。

楽しい旅行になりますように♪

▼動画で実際にカウチシートを見てみる

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もぐ

ぷーもぐ旅行のもぐです。これまで旅した国は20か国以上。 北欧に住み、social welfare systemを専攻していました。 現在は韓国人夫ぷーさんと、1歳のウリ赤ちゃんと一緒に、日本↔韓国を行き来する生活で、世界一周を少しずつ旅しています。