韓国語で自己紹介をする時必ず入れる6つのこと

韓国語自己紹介
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美味しい韓国語

皆さん、お疲れ様です。韓国人ぷーです。今回は、韓国語で自己紹介する方法について学びたいと思います。自己紹介をする方法って、自分のスタイルやその場の空気によって色々あると思います。が、自己紹介に使われる「決まり文句」や「流れ」など色んな自己紹介でもほぼ同じパターンがあるのではないでしょうか。今回は、このような自己紹介のパターンを学ぶということを目指して一緒に勉強しましょう。そうすれば、様々なシチュエーションで自分をしっかり紹介することができると思います。

 

まず、私なりに韓国、もしくは韓国語での自己紹介を整理した結果、6つのステップ、またはパターンに分けることができました。下記の6つのことは、韓国人である私も初めて誰かに会った時に使ったパターンとなります。とても簡単で単純に見えるかもしれませんが、それこそ、基本なことは忘れてしまうケースもありますので、今回、身につけてみてください。

  1. 挨拶
  2. 名前を言う
  3. 出身地を言う
  4. 今住んでいる場所を話す
  5. 趣味を話す
  6. まとめ

 

① 挨拶

英語、日本語、どちらの自己紹介の時でもそうだと思いますが、挨拶の文章を一番先に話しますよね。英語だと、「Hello, nice to meet you. I’m glad to meet you.」、日本語だと、「こんにちは。はじめまして。会えて嬉しいです。」ですね。(日本語で「会えて嬉しいです。」は普通使ったこともないし、聞いたこともないですが、最近テレビ番組「Niziプロジェクト」で、JYPさんが新しい練習生に会った時によく使ったことを見ました。実際にどうですか?)

上の表現を韓国語で話してみると、「안녕하세요. 처음 뵙겠습니다. 만나서 반갑습니다.」になります。

こんにちは。 -> 안녕하세요.(アンニョンハセヨ)

初めまして。-> 처음 뵙겠습니다.(チョウムベッケスムニダ)

会えて嬉しいです。-> 만나서 반갑습니다. (マンナソパンガプスムニダ。韓国ではよく使います。)

挨拶は、とても基本ですが、とても重要だと思います。挨拶をすることで緊張感がなくなり、声の大きさ、相手との話す距離感も調整できると思います。また、挨拶はしたものの、間違ってしまったり、適切ではない方法だっだりすると、自己紹介をする前に相手に悪い印象を残せる可能性生も高いですので、気をつけてください。3つのフレーズさえ覚えて話せば完璧です。

 

② 名前を言う

自分について他の人に紹介する時、何を一番最初に紹介しますか?私は「名前」だと思います。韓国の名前は、日本と同じく名字と名前で構成されています。また、自己紹介する時にもフルネームで自分の名前を話します。日本の場合、自分の名前を話すときに、結構「名字」だけで話す場合もありますよね。特に病院、レストランを予約する時に半分ぐらいは「名字」だけで予約が取れました。ちょっと軽い雰囲気の自己紹介、例えば、客先に名前を話すときにも、「宮本俊介と申します。」より「宮本と申します。」の方が多くないですか?しかし、韓国語では必ず名字と名前全部含めたフルネームで自分の名前を話すのが定番です。

私は田中圭と申します。 -> 저는 타나카 케이라고 합니다.(チョヌン タナカケイラゴ ハムニダ)

私の名前は田中圭です。-> 제 이름은 타나카 케이입니다.(チェ イルムン タナカケイ イムニダ)

自分の名前を話す時、名字まで言うことがまだ慣れていない方は、今回是非とも鏡を見ながら練習してみてください。「Practice Makes Perfect」ですよ!

 

韓国語自己紹介

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③ 出身地を話す

自己紹介の時、自分の出身について話すのは少し珍しいと思われるかもしれませんが、韓国では普通に話します。ただ、企業の採用面接のための履歴書や実際の面接のときには話しません。むしろ自分の故郷について話しちゃだめなケースです。面接官が同じ地域の出身の人をひいきして、その人にいわゆる「ホームアドバンテージ」が与えられる恐れがあるからです。そういった地域へのひいき、差別の観点で、韓国では自動車のナンバープレートに地域名が入っていないことがありますね。他の地域の車を差別することを無くすために2004年から新しい自動車番後システムが導入されました。(笑)。嫌いな地域の車にはガソリンを少なく入れたりとかありましたので、、ちょっと話が他の所に飛びました。すみません。

「저는 ____ 에서 왔습니다.」, 「저는 ____ 출신입니다.」, 「____가 제 고향입니다.」この3つのパターンで自分の出身地を韓国語で紹介する練習を3回やってみてください。

A. 私は日本の山形から来ました。-> 저는 일본의 야마가타에서 왔습니다.(チョヌン イルボンウィ ヤマガタエソ ワッスムニダ)

B. 私は日本の函館出身です。-> 저는 일본의 하코다테 출신입니다.(チョヌン イルボンウィ ハコダテ チュルシンイムニダ)

C. 大阪が私の故郷です。-> 오사카가 제 고향입니다.(オーサカガ ジェ コヒャンイムニダ)

* 大阪は韓国でも良く知られているところですので、「日本の」という文章を外しました。

* 제(チェ) = 저의(チョウィ)は 同じですので、「제」を使っても良いし、「저의」を使っても良いです。

 

④ 今住んでいる場所を話す

今住んでいる所はプライベートな情報ですが、私が大学生の時は皆が自己紹介をする時に「今〇〇に住んでいます。」と普通に話していました。部活やセミナー、色んなイベントなどで出会ったひとに危険性を感じることなく、自分の住んでいる所を話したり、聞いたりしました。

私が社会人になってからは日本に住んでいて、日本では初対面の時から「どこに住んでいるか」をあまり話していません。また、私は中々韓国語で自己紹介をする機会がなかったんです。それで今どうなっているか、私の弟に聞いてみました。(弟は韓国で4年ぐらい社会人生活しております。)私の弟によると、自分がどこに住んでいるか普通に言うということを確認しました。なので、練習してみますか。

A. 今(は)ソウル大学前に住んでいます。-> 지금(은) 서울대 앞에서 살고 있어요.(チグムン ソウルデ アペソ サルゴ イッソヨ)

B.今(は)イデェに住んでいます。友達とルームシェアしています。-> 지금은 이대에 살고 있어요. 친구랑 룸쉐어 하고 있어요.(チグムン イデェ サルゴ イッソヨ。チングラン ルムシェオ イッソヨ)

* イデェ = 梨花(イフヮ)女子大学を「梨大」に諸略した言葉

C.今(は)大学の寮に住んでいます。-> 지금은 대학교 기숙사에 살고 있어요.(チグムン テハッキョ キスクサエ サルゴ イッソヨ)

D. 今(は)ヨンセ大周りで一人暮らしをしています。-> 지금은 연세대학교 주변에서 자취하고 있어요.(チグムン ヨンセテハッキョ チュビョネソ チャチハゴ イッソヨ) 

* ヨンセ大 = 延世(ヨンセ)大学

서울대 앞 ソウル大学前
룸쉐어 ルームシェア
대학교 大学
기숙사
주변에서 周りで
자취 一人暮らし

皆さん気づいたと思いますが、住んでいる場所プラス、暮らしの形も追加してみました。生活のタイプは多分「家族と住んでいる」、「一人暮らしをしている」、「友達と住んでいる」という3つぐらいだと思いますので、上を見て頂いて、自分だけの表現を是非作ってみてください。もし、難しいとこがありましたら、Youtube(ぷーもぐ 太る朝で検索)の好きな動画にコメントを残して質問してください。ぷー先生が教えます!

 

韓国語自己紹介3

韓国語自己紹介3

⑤ 趣味を話す

自己紹介の時、必ず趣味を話すようにしてください。私は、自己紹介の順番①から⑥の中で、一番自分らしさを表すできるのが「④趣味を話す」だと思います。趣味っていうのは、「自分が好きなこと」、「自分がわざわざ時間を作ってやっていること」、「はまっていること」を他の人に紹介することだからです。なので、個人的には、一般の事実のことばかり話した自己紹介があまり好きではないです。(一般の事実のこと = 名前、出身、場所などでございます。)

韓国語で趣味を話す基本パターンには2つあると思います。「〇〇が私の趣味です。」という表現と「〇〇が好きです。」、「〇〇をすることが好きです。」という表現です。

〇〇が私の趣味です。-> 〇〇이 제 취미입니다.(〇〇イ ジェ チュミイムニダ) / 〇〇가 제 취미입니다.(○○ガ ジェ チュミイムニダ)

〇〇が好きです。-> 〇〇을 좋아해요. (〇〇ウル ジョアヘヨ)/ 〇〇를 좋아해요.(〇〇ルル ジョアヘヨ)

〇〇をすることが好きです。-> 〇〇하는 것을 좋아해요.(〇〇ハヌン ゴスル ジョアヘヨ)

本格的な練習に入る前にまず、韓国語で単語の練習をしてみましょう。

①映画、②音楽、③料理、④ピザ、⑤パスタ、⑥旅行、⑦韓国語勉強 この7つの単語を韓国語にしたらどうなるでしょうか。正解は、①영화(ヨンファ)、②음악(ウマク)、③요리(ヨリ)、④피자(ピザ)、⑤파스타(パスタ)、⑥여행(ヨヘン)、⑦한국어 공부(ハングゴ ゴンブ)です。

また、動詞についても勉強してみましょう。①映画を観ること、②音楽を聞くこと、③パスタを食べることは韓国語でどうなりますでしょうか。正解は、①영화(를) 보는 것(ヨンファルル ボヌンゴッ)、②음악(을) 듣는 것(ウマグル ドゥンヌンゴッ)、③파스타(를) 먹는 것(パスタルル モンヌンゴッ)です。弧の中の(를)と(을)は別になくても、あっても構いません。それでは、

  • 私は映画を観ることが好きです。

-> 저는 영화 보는 것을 좋아해요.(チョヌン ヨンファ ボヌン ゴスル チョアヘヨ)

  • 私は音楽を聞くことが好きです。

-> 저는 음악 듣는 것을 좋아해요.(チョヌン ウマク ドゥンヌン チョアヘヨ)

  • 私は自分で料理することが好きです。

-> 저는 직접 요리하는 것을 좋아해요.(チョヌン チグチョプ ヨリハヌン ゴスル チョアヘヨ)

  • 私の趣味は美味しいピザとパスタを食べることです。

-> 제 취미는 맛있는 피자와 파스타 먹는 것입니다.(チェ チュミヌン マシヌン ピザワ パスタ モンヌン ゴシムニダ)

  • 私の趣味は旅行です。

-> 제 취미는 여행입니다.(チェ チュミヌン ヨヘンイムニダ)

  • 私の趣味は韓国語勉強です。

-> 제 취미는 한국어 공부입니다.(チェ チュミヌン ハングゴ ゴンブイムニダ)

⑥ まとめの言葉

趣味まで話したら、最後にまとめの言葉や文章を話すことで自己紹介が終わります。日本語だったら皆さん、最後に何を話しますか?そうですよね。「ありがとうございました。」と「聞いて頂き、ありがとうございました。」ですよね。韓国語では、「감사합니다.(カムサハムニダ)」と「들어주셔서 감사합니다.(ドゥロジュショソ カムサハムニダ)」になります。

最後に

皆さん、最後まで一緒に勉強して頂き、お疲れ様でした。「韓国語で自己紹介をする時必ず入れる6つのこと」は本当に韓国人である私も使うパターンです。日本に来て職場やプライベートで新しい人に会った時にいつも「挨拶 – 名前 – 出身 – 住んでる所 – 趣味 – まとめ 」の流れでした。(笑)そこまで難しくないのと、また、1回だけ身に着けておけばずっと繰り返して使えますので、練習してみてくださいね。それでは、また次回の韓国語レクチャーをお楽しみ下さい。

 

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pooh

韓国釜山出身のぷーさんです。大学まで韓国で優しい家族に囲まれて育ち、社会人デビューで来日しました。都内の外資系会社で働いています。言語の勉強と、動画編集、美味しいものを食べることが大好き!