TOPIK試験と他の試験と違う点
お疲れ様です。Korean Poohです。今日は、韓国語能力試験であるTOPIK試験に1回で満足できる結果を出す秘密をお話します。
TOPIK試験は、他の試験とは少し異なる、特別なケースのテストです。
なぜなら、TOPIK試験は日本の宅建試験や簿記試験のように「合格」、「不合格」の試験ではないからです。だからといって、英語のTOEICやTOEFLの試験のように点数制度もありません。
TOPIKのテストは、自分が得たスコアに基づいて評価のグレードが決まる「点数等級制」の試験です。
(もちろん、最低限の点数は取得する必要があります。TOPIK Iの場合は、200点満点で80点、TOPIK IIの場合は、300点満点で120点以上は取得しなければなりません。下の表を参考までに。)
区分 | TOPIK I | TOPIK II | ||||
1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 5級 | 6級 | |
点数 | 80点以上 | 140点以上 | 120点以上 | 150点以上 | 190点以上 | 230点以上 |
TOPIK Iは80点、TOPIK IIは120点だけを超えれば、
“TOPIK試験合格“で試験が終わるのではなく、自分の点数に基づいてもらえる等級があるので、このポイントが韓国語を勉強している外国人にTOPIK試験自体の参入障壁を高め、TOPIK試験を勉強する時に、漠然と感じる部分だと思います。
しかし、2つだけ知っていたら、TOPIK試験も簡単に攻略して、自分が望んだ通り資格を取得することができます。
- まず、目標設定。
- 第二、既出問題の活用
まず、目標設定。
自分が希望するTOPIK試験の等級を決めてください。
自分の目標等級を設定されておらず、
「とりあえずトライしてみようぜー」のアプローチでTOPIK試験を受けることは、
試験主催社である韓国国立国際教育院に金を差しだすことにしかならないです。
(韓国国立国際教育院:受験生の皆さん、ありがとうございます。イェーイ!)
TOPIKの試験で具体的に目指す等級を考えたことがなかったら、試験を受験しないでください。
自分の韓国語レベルがどの程度なのか知りたくて「とりあえずトライしてみようぜー」の
アプローチは、要らないです。(本気)
TOPIKの試験に実際に既出された問題(=過去問)が公式ホームページで公開されています。
2014年から2019年分まで過去問が公開されているので、あえてお金をかけて受験しなくてもいいです。この過去問を家や図書館、カフェで解いてみれば、自分の現在の韓国語レベルを知ることができます。
なので、既出問題を解いてみて、自分の現在のレベルを把握し、実際のTOPIKの試験で必要な等級を決めてください。
第二、既出問題の活用
第1の目標設定でもお話したように、TOPIKの試験は、既出問題があります。 (もちろん、品質管理の理由で、2019年度分まで公開されています。)したがって、TOPIK試験の準備に一番ベストな資料は、関連教材を購入することではなく、ネットで公開されている無料の過去問です。訳もなく、書店に行ってTOPIK関連書籍を探して、見比べてみる必要がないという話です。
(私たちの時間とお金は大事ですから!)
TOPIKの過去問をどのように解き、どのように活用するかについては、また別のブログ投稿やユーチューブ動画で説明しますので、お楽しみしてください。
TOPIKの過去問は、会員登録やログインなしで誰でも無料でダウンロードできます。(https://www.topik.go.kr/usr/cmm/index.do)
ホームページが韓国語になっていますが、Googleの翻訳を使ったらページ全体が日本語に変更され、ダウンロードすることも可能です。(今見たんですが、HPは英語、中国語、ベトナム語は対応していますね。)
TOPIKの過去問をダウンロードする方法は、ユーチューブで説明していますので、ご参考になれば幸いです。
2014年度から2019年度まで、約6年間の韓国語能力試験の問題が公開されているので、これだけ完璧に勉強してもTOPIK試験で皆さんが目標していることを達成できると思います。
もぐ
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