【初心者必見】ベビ連れ海外旅行完全ガイド/絶対知っておくべき5つのポイント

赤ちゃんとヨーロッパ旅行

こんにちは。こどもが生後4か月の時から海外旅行を始めて、2年間でスイス、オーストリア、チェコ、ハワイ、グアム、韓国(8回)と旅してきたぷーもぐ旅行です。

こちらの記事では、初めて赤ちゃん連れで海外に行こうと考えている方向けに、事前に絶対に知っておいてほしいことを5つご紹介します。




赤ちゃん連れ海外旅行、行き先の決め方

①医療インフラが整っているところ

まずは大前提、医療インフラが整っている地域です。

そんなの分かってるよ~( `ー´)ノと思うかもしれませんが、

医療インフラが発展してる国であっても、観光で人気の離島だったり、すごい田舎に行ってしまうと小児科や救急外来までのアクセスが悪い場合があるので、要チェックです。

絶景=都市から遠いことがある

実は私たちの子(以下ウリ赤ちゃん)は、人生初のお熱は韓国でした。

生後数か月で初めての発熱ですし、私にとっては韓国は海外ですし本当に焦りました。(夫ぷーさんは韓国人です)

やっと受け入れてもらえた韓国の救急外来

ちなみに、韓国は国としてみれば医療インフラは整っている方ですが、最近は少子化の影響で夜間の小児救急外来を受け付けているところがとても少ないです。

この話は後ほどのチャプターでお話ししますが、とにかく赤ちゃん連れの海外旅行では、医療インフラが整っている場所をお勧めします。

②まずはAirbnbよりホテルがお勧め

最近は円安で海外のホテルも高いので、Airbnbに泊まるという選択肢も出てくるかと思います。

私たちも今まで何回もウリ赤ちゃんと海外のAirbnbに泊まってきましたが、初めて海外で赤ちゃんと旅行する場合は、一泊目はホテルの方がお勧めです。

なぜかというと、ホテルは目印があったり、地図にちゃんと載っていたり、まず辿り着きやすいということがあります。

遠くからも見えるマリオットホテルのM

Airbnbだとアパートの一室だったり住宅街にあって、空港や駅からのアクセスが悪かったり、辿り着くだけでまず一苦労する場合があります。

鍵の開け方が分からなかったInnsbruckのAirbnb

そして、鍵がどこかに隠されていて、暗証番号で開けるというパターンが結構あるのですが、それもすぐに探し出せない時があります。

分からなくてホストに聞こうと思っても、電話が通じなかったり、チャットがすぐ既読にならなかったりで、大人だけだったらいいのですが、赤ちゃんがいて、もしその時雨が降ってきたら最悪です。(私たちのザルツブルクでの実体験です(笑))

ホテルはフロントに人がいるので、何かあった時に頼れますし、Airbnbと違って、ゴミ捨ても自分でする必要ないですし、Airbnbに慣れてないならまずはホテル泊をお勧めします。

③治安がいいところ

これも大前提だと思われるかもしれませんが、イメージでは治安が良さそうな国や地域でも、実は治安が悪いということがあります。

外務省のHPを見ると、最近の危険な地域をすぐに知ることができます。

例えば子連れ旅行で選ばれることも多いインドネシアですが、全体的に注意の黄色マーカーが塗られていたり、首都ジャカルタを始めとして各地域でデモが発生しているとあります。

このような公式情報や、現地に住んでいる人のブログ、実際に子連れで旅行した人の動画などを参考にして、必ず情報収集をしてから行き先を決めましょう。

④言語が通じやすいところ

人によって英語が得意とか韓国語ができるとか、そういったことはあると思うのですが、全く英語が通じない場所に赤ちゃんと旅行に行くのは、私の場合は不安があります。

チェコのAirbnbでのどかに生活

というのも、現地での買い物などは翻訳アプリが使えますが、例えば地震などの自然災害や、事故といった緊急事態に出くわした時に瞬時に助けを求められるような国に行くべきだと思っています。

0歳、1歳、2歳、いつ海外旅行に行く?

生後何か月から海外に連れて行ってもいいのか、1歳、2歳、もっと大きくなるまで待ったほうが良いのか?

正解はないですが、時間があるとき、赤ちゃんと一緒に海外に行ってみたい、と思ったときがタイミングではないでしょうか。

 私たちの場合ですが、0歳児のほうが遠距離に行きやすいと感じました。

飛行機でぐっすり寝るウリ赤

なぜかというと、生後数か月だと数時間ごとに寝る・起きる、のサイクルで、昼間でも寝るし、夜中でもミルクのために目を覚ましますよね。

なので

  • 時差に影響されにくく、
  • 長距離でも途中で寝てくれるので移動がしやすい

ということがあります。

特に国際線の飛行機はバシネットという赤ちゃん用のベッドの席があって、適度な飛行機の揺れとエンジンの音で寝てくれる場合も多いかと思います。

飛行機移動についてはこちらの動画でまとめているのでご覧ください。

私たちは、ウリ赤ちゃんが成長していくにつれて、寝る時間が少なくなったり、バシネットが使えなくなったりで、飛行機内や現地での移動が大変になってきたところです。

1歳半を過ぎてから長距離移動が大変になってきたウリ赤

旅行前にやっておくべきこと

①国内で旅行

赤ちゃんと海外旅行に行く前に、実家でも、近場のホカンスでもいいので、自宅以外に宿泊してみることをお勧めします。

ヨーロッパの観光地は意外とベビーカーに優しい

なぜかというと、実際に旅行してみると、赤ちゃんとの旅行で必要なものが分かるんです

移動の時にこういうの必要だ!

とか、

こういうベッドじゃ寝れないな!

洗濯するときの洗剤どうしよう!

とか、そういう気づきがあるので、ぜひ海外旅行の前に、国内で旅行してみてください。

②現地で急病になった際、どうすればいいかのリサーチ

これは強くお勧めします。

  • 泊まるホテルの近くの病院はどの辺にあるのか
  • 何という病院名なのか
  • 海外旅行客が現地で病院にかかる際にはどうすればいいのか
  • 救急車を呼ぶときの電話番号や現地の言語で救急車を呼ぶときのフレーズ

など、リサーチしてメモし、一緒に行く大人に共有してスマホのメモに保存します。

前述したとおり、ウリ赤ちゃんが初めて熱を出したのが韓国で、しかも夜中だったので何件も救急外来に電話したのですが全く電話が通じなくて、やっと通じても断られ、受け入れてくれるところが見つかるまで本当に不安でした。

その経験を活かし、生後6ヶ月でヨーロッパを1ヶ月旅行した際には、出発前に全部調べてぷーさんと、一緒に旅したぷーさんのアボジに共有しました。

現地でいきなり赤ちゃんの様子がおかしくなったら焦って調べられないと思うので、出発前に必ずやってほしいことです。

ちなみに、日本人が多い大きな街では、日本語が通じる病院や観光客でも気軽にいける病院が多かったりします。

その点、ハワイのホノルルは赤ちゃん連れの旅行で安心でした。

◆調べ方◆

外務省HPで国を選んだあと、[海外渡航・滞在]をクリックすると下の方に、現地で救急車を呼ぶ場合や、主な病院が書いてあることが多いです。

③海外旅行保険に入る

小さい子どもって本当にいつ体調を崩すか予測不能ですよね。

旅行のために、常備薬を準備することも大切ですが、現地で急病になったり、怪我をする可能性もあるので、必ず海外旅行保険に入ることをお勧めします。

もうネットで加入できる大手のものなら、なんでも良いと思います。

PRでもなんでもないですが、我が家はいつも損保ジャパンのoff!という海外旅行保険に入っています。

また、一度の旅行で二か国以上行くならば、日新火災の海外旅行保険がおすすめです。

(私は海外で謎の高熱が出たとき、日新火災の丁寧なカスタマーセンターに大変お世話になりました・・)

ザルツブルクのAirbnb

海外旅行保険は出発当日に空港で加入することもできますが、赤ちゃん連れの空港はとてもあわただしいので、事前に入っておいた方がいいと思います。

ベビ連れ海外の心構え

①赤ちゃんを第一優先

赤ちゃん連れ海外旅行で一番大切なことです。

高いお金を払ったせっかくの海外旅行。行きたいところ、買いたいもの、食べたいものがあると思うのですが、何よりも赤ちゃんを第一優先に考えてください。

赤ちゃんの体の負担にならないように、スケジュールは詰め過ぎず、もうその土地の空気を楽しむことを目的に、赤ちゃんとゆったりお散歩したり、しっかり休む時間をとってください。

チェコプラハの公園でゆっくりお散歩

長期旅行であれば、1都市で最低3泊してから移動ということを私たちは決めていました。

子どもが大きくなれば、行動範囲が広がって行きたいところにも行けるようになるので、今は欲張りすぎずに、家族全員元気に帰国することを目標にゆっくり行きましょう!

②機内での努力

飛行機の中ではどんなに親が頑張っても、赤ちゃんがぐずったりする事があると思います。

でも、周りのお客さんに迷惑をかけないように

  • 出発前に周囲に挨拶してあらかじめ謝っておいたり、
  • スムーズにミルクをあげれるように準備をしておいたり、
  • 好きなおもちゃ、見たことのないおもちゃを持って行ったり、
  • 立てる時であれば後ろのスペースで立ってあやしたり

と、できる限りの努力は必要だと思っています。

0歳だとまだおやつも食べないし、動画も見ないと思うのでなかなか大変ですが、親がリラックスした雰囲気を出してあげて、赤ちゃんにも安心して寝てもらえたらいいですね。

ベビ連れ海外持ち物、便利なもの

①ベビーテント

もしベッドガードを借りれるとしても、赤ちゃんをホテルの高いベッドで寝させるのは怖いですよね。

海外のホテルではベビーベッドを貸してくれるところが多いですが、折り畳みできる柔らかいタイプか、木製のベビーベッドかはホテルによります。

ウリ赤ちゃんは、自宅の木製ベビーベッドで寝返りした時に、頭や体をぶつけて起きてしまうので、海外旅行の際には必ずベビーテントを持って行っていました。

オーストリアウィーンのAirbnbでベビーテントを広げる

  • ベビーテントをホテルの床に置いて遊ばせておいたり、
  • 夜にはブランケットを敷いて寝させたり、
  • 空港でトランジットが長い際に誰もいないスペースに置いて休ませたり、

軽くてコンパクトなので本当に便利でした。

②哺乳瓶洗い持ち運びセット&魔法瓶水筒&折り畳みケトル

二つ目はミルクセットです。

哺乳瓶を洗うための【フルフルほ乳瓶洗い】というトラベルセットは洗剤無しでも綺麗になるし、持ち運びしやすいし、本当に助かりました。

お世話になりすぎて常にストック持ち歩いてた

 

また、ミルクを作るための熱々のお湯の温度を長時間キープできる高機能な水筒もいつも持ち歩いていて飛行機でも電車でもミルクを作っていました。

スイス鉄道の中でミルクタイム

ホテルやAirbnbのケトルは怪しいときがあるので、折り畳みケトルを持って行って安心して赤ちゃんにミルクを飲ませることが出来ました。

③持って行って本当に本当に良かったもの

それは、私たち夫婦以外のもう一人の大人という存在です。

私たちはぷーさんのアボジと一緒に2か国旅行しましたが、大人はいればいるほど助かりますし、精神的にも安定します。

私たちは海外旅行はよく三世代旅行をしているのですが、親孝行という意味もありますし、助けてもらうという意味もあります。

ぜひ、ばあばじいじが一緒に行ってくれるなら一緒に連れて行くことを心の底から強くおすすめします。

このほかにも持って行ってよかったものがあるので、またまとめて別記事に出しますね。

まとめ

今日は初めて赤ちゃん連れで海外旅行にいく前に知っておいてほしいことを5つお伝えしました。

ぜひ、赤ちゃんファーストで安全、楽しい旅行になりますように!

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もぐ

ぷーもぐ旅行のもぐです。これまで旅した国は20か国以上。 北欧に住み、social welfare systemを専攻していました。 現在は韓国人夫ぷーさんと、1歳のウリ赤ちゃんと一緒に、日本↔韓国を行き来する生活で、世界一周を少しずつ旅しています。