こんにちは、日韓夫婦ぷーもぐのもぐです。2022年7月、韓国人夫のぷーさんと2人で、8泊9日の東北旅行に行ってきました。秋田・岩手・青森の3県のいいとこどりをゆっくり巡った旅行ですが、今日は、岩手県盛岡市で挑戦した東家のわんこそばについてご紹介します。
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わんこそばの歴史
まず、わんこそばの“わんこ“はお椀の”わん”から来ています。東北の方言として、色々な物の語尾に”〜〜っこ”と付けるので、お椀→お椀っこ→おわんこ→わんこ、となったのではないでしょうか。
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わんこそばの歴史については諸説あるようですが、一つご紹介します。
盛岡市の昔の風習として、お祭りごとの時に多くのお客さんにそばを振る舞うというものがありました。しかし数百人ものお客さんに一気に蕎麦を出そうとすると、全ての人に行き渡る前にお蕎麦が伸びてしまうので、小分けに振る舞うようにした、というのがわんこ蕎麦の由来だそうです。
わんこそばが食べられるお店は盛岡市内にたくさんありますが、共通している基本スタイルはお店のお給仕さんが一口ほどのお蕎麦をお椀に入れてくれ、食べ終わるとまた次のお蕎麦を入れていき、もう食べられないとなったらお客さんがお椀の蓋を閉じる、というものです。
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有名なわんこそば屋さんは盛岡市内にたくさんありますが、今回は地元の人気店である東家(あずまや)さんで挑戦することにしました。
東家さんは盛岡市内に4店舗展開しており、わんこそばだけでなく、普通のお蕎麦や丼ものも食べられるお店です。
東家駅前店
東家駅前店はその名の通り、盛岡駅前に位置する店舗です。しかし盛岡駅初心者にとっては行き方がとても難しかったです。
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そうなんです。JR改札を出たのは良いものの、東家駅前店の最寄り出口であるA3という表記がどこにもなく、売店のスタッフさんや観光案内所の方に聞きまくって、やっと一度駅の外に出て地下に行かなければいけないということを知りました。
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駅の改札フロアから二つ地下に下がり、A3出口から地上に出ると、目の前に東家駅前店が入ったビルに着きました。14時過ぎでしたがお店の入り口には修学旅行生らしい学生たちがたくさんいました。ただ、お店は広いので予約なしでもすぐに中に入ることができました。
靴を脱いで上がったのは広い和室。大きめのテーブルに1グループずつ案内されます。ぷーさんが選んだメニューは、3,700円のわんこそばです。わんこそばにも色々な種類があり、3,700円のコースはお給仕さんが1杯ずつ蕎麦をお椀に入れてくれて、食べ終わったお椀をそのまま机の上に置いて重ねていく最もスタンダードなコースです。
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まずはお椀と薬味が運ばれてきました。薬味はネギやワサビのほかに、ごまやとろろ、海苔などたくさんの種類があります。また、マグロのお刺身や漬物も小鉢で来ました。
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東家のエプロンを装着したところで、お給仕さんがルール説明をしてくれます。
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- 15杯でお蕎麦一人前と同じ
- 1杯目は薬味を入れず味わうこと
- 終わりにしたい時にはお給仕さんの目の前でお椀の蓋を閉じること、その際に蕎麦は一本も残してはだめ
など、真剣にルールを聞いてドキドキのぷーさん。いよいよわんこそばスタートです。
お給仕さんはトレーに15杯の蕎麦を乗せており、テンポ良くぷーさんのお椀に蕎麦を入れていきます。「じゃんじゃん」「どんどん」「頑張って〜」などの掛け声とともにお椀に入れてくれるので、ぷーさんもあっという間に15杯を完食しました。
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トレーが空になると、お給仕さんは一度キッチンへ戻って新しいお蕎麦を持ってきます。16杯目以降は薬味で味を変えて楽しみながら、これもあっという間に30杯を完食したぷーさん。
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45杯も無事に終え、60杯まで食べ終わってお給仕さんがいなくなっている間に呟きました。
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「ごちそうさまでした!したいのに、タイミングが掴めない;;」
そうなんです。お給仕さんはテンポ良く次から次へとお椀に蕎麦を入れてくれるため、蓋を閉めるタイミングがなかなか測れず難しいのです。
61杯目からはチラチラとお給仕さんの様子を確認しながら、65杯目を食べ終わったところで蓋を閉めて、ごちそうさますることができました。
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食べ終わると、何杯食べたかの小さな証明書をもらうことができます。
ちなみに私はわんこそばと同じくらい人気のカツ丼を食べましたが、味がちょうど良くてとても美味しかったです。
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日本の面白い文化をまた一つ経験したぷーさんでした。
みなさんも盛岡に行った際にはわんこそばにチャレンジしてみてください!
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