2022年現在、わたしたち夫婦のもとにウリ赤ちゃんが来てくれましたが、実はその前に赤ちゃんが来てくれたことがあります。
↓モカちゃんの話④はこちら
モカちゃんの話⑤
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モカちゃんの心拍が確認できなかったとき、産婦人科の先生は「もう亡くなっています」とは言いませんでした。「念のため来週もう一度確認しましょうね」と言ってくれたので、もしかしたら生きているかもという淡い期待がありました。つわりはまだ少し残っていたし、子宮が伸びているような痛みもあったのです。
コロナ禍だったので、普段は産婦人科は妊婦さん以外立ち入り禁止でしたが、先生は「次回は旦那さんと一緒に来てください」と言いました。初めてぷーさんと一緒に産婦人科へ行き、初めて一緒にみるモカちゃんのエコーでしたが、やっぱり心拍は確認できず、奇跡は起こりませんでした。
ぷーさんにとって初めて直接エコーでモカちゃんを見る機会だったのに、それが生きているモカちゃんじゃないのが本当に申し訳なくて悲しくなりました。
先生から、モカちゃんは繋留流産で確定という話があり、どのような手術方法か、どんなリスクがあるのか話がありました。話を聞いているあいだ、私よりぷーさんのほうが泣いていたのが印象的で、すべての話を聞き終わったあと「奥さんにとって安全な方法で手術していただけるようお願いします」と先生に頼んでくれました。
繋留流産手術は全身麻酔で、吸引式手術ということでした。採血して、手術の日程を決め病院をあとにしました。
モカちゃんの話⑥につづきます。
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