彼女の親戚に韓国料理を振る舞って、文化を知ってもらう

レシピ

こんにちは、日韓カップルぷーもぐのもぐです。韓国人彼氏のぷーさんとわたしは、結婚(入籍)前に、わたしの家族や仲の良い親戚と実際に韓国に一緒に行き、韓国の文化やぷーさんの生まれ育った場所を知ってほしいと思っていました。

しかし、コロナによっていつ渡韓できるか分からない状況になってしまったため、とりあえず韓国料理を作って振る舞い、少しでも韓国文化を知ってもらおうと企画しました。

日本人ウケする韓国料理を作るべし

韓国料理を食べてもらうのは、わたしの両親と叔母と叔父の計4人で50~70代です。そんな世代でも受け入れやすく美味しいと思っている韓国料理を考えると、キンパ、チョレギサラダ、トッカルビ、ミヨック(わかめスープ)が良いのではということになりました。本当はチヂミも作りたかったのですが時間がかかってしまうので今回はやめました。

キンパの作り方

キンパを食べたことがないわたしの親戚のため、今回はオーソドックスなキンパ一種類を作ることにします。中に入れる具材は、ホウレンソウ、にんじん、たくあん、ツナ、カニカマ、薄焼き卵です。焼きのりは念のため二袋、ご飯は4合炊きました。

まずは、卵焼きを3個よく混ぜ、フライパンで薄焼き卵を作ります。焼きあがったらお皿に移し、熱を取ります。卵を焼いたフライパンをそのまま使い、薄くスライスしたにんじん一本分を軽く炒めます。そのあいだに、ホウレンソウをたっぷりのお湯で30秒茹でます。ホウレンソウをお湯から出したあとはしっかりと水分を取り、塩とごま油で味付けをします。人参も塩で軽く味をつけ、冷ましておきます。

続いてはたくあんです。長いタイプのものを買い、13センチくらいの長さになるよう長細く包丁でカットしていきます。わたしはキンパを作るうえでこの作業がいちばんめんどくさいと感じます。韓国には最初からこの細長いかたちのたくあんが売られているそうで便利だなと思っています。新大久保あたりなら売っているのでしょうか。

このあたりで炊けたごはんを別のお皿に移し替え、ごま油と塩を混ぜながら軽く冷ましておきます。ツナ缶にマヨネーズをたっぷり和えたツナマヨを用意し、カニカマは10本ほどほぐします。テーブルの上にラップを大きく敷いたら準備は完璧です。

焼きのりの上に白米を薄く広く敷き詰めて、その上にカットした焼きのりを置き、その上に薄焼き卵を載せてから他の具材を並べるとカットした時にとても綺麗な見栄えとなります。また、こんなに具材を詰めて巻けるかな?と思うくらいたくさん具材をいれたほうが太くて美味しいキンパができるのです。キンパをすべて巻き終えること約15本。手のひらにごま油をたらし、キンパの外側を撫でるようにごま油を塗っていきます。こうすることで香りがつき、包丁でカットしやすくなります。また、表面に塩を少しかけるとちょうど良い塩気となりさらにおいしくなります。ただし塩のつけすぎは注意です。

トッカルビの作り方

わたしとぷーさんが愛してやまない韓国風ハンバーグであるトッカルビの作り方は、以前ブログでもレシピを紹介したのでそちらをご参考ください。何度作っても本当に美味しい料理です。

ホットックの作り方

ホットックは昨年釜山に旅行した時にスーパーで買ったホットックミックスの粉を使いました。ホットケーキミックスのように粉が入っており、水と混ぜてこねていき、焼く前に黒糖の粉末を包み込んで成形し、少し多めの油で焼いていきます。

韓国料理、実食!

チョレギサラダは、普通の野菜サラダにごま油と塩で味付けをし、韓国のりをふりかけたら終わりなのですが実はわたしの実家にチョレギサラダドレッシングがあったのでそちらを使用しました。また、ミヨックを作り方を間違ってしまったため、急遽わかめと豆腐の味噌汁に方向変換しました。笑

わたしの母以外の三人は初めて食べるキンパですが、反応は上々です。やはり巻き寿司を食べなれている日本人には親しみ深い食感で、さらにごま油の香りが食欲をそそり、野菜たっぷりの味が気に入ったそうです。みんなパクパクと口にしていました。そしてキンパよりも評判が良かったのがやはりトッカルビです。やはり食べたことのない味付けなのに日本人も大好きな味であることが勝因でしょう。お代わりをして食べてくれました。

最後に焼き立てのホットックを出したところ、おやきのような懐かしい食感がウケました。あつあつでもちもちの生地の中からとろけ出てくるシナモンの効いた黒糖が美味しく、満腹でも完食してくれていました。みんな韓国料理にとても満足してくれており、少し韓国文化に親しみを持ってくれたかと思います。

翌日のお楽しみ

余ったキンパは半分叔母さんに持たせ、翌朝のお楽しみレシピを教えました。キンパの卵焼きです。一晩冷蔵庫の中でキンパを保存し、次の日の朝、溶き卵の中にキンパを浸してフライパンで焼くだけでまた違ったキンパの美味しさを味わえます。こちらも叔母さんたちはとても気に入ってくれました。

まとめ

料理を通じてその国の文化を知るということは、簡単で美味しく、プラスの影響が大きいと思います。また、レストランで食べるような韓国料理ではなく、家庭的な韓国料理を味わってもらうことでより韓国文化を知ってもらえたと思います。次回は、チヂミやサムギョプサルを家で作ってふるまえたらと考えています。それでは本日は以上です、ありがとうございました。

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pooh

韓国釜山出身のぷーさんです。大学まで韓国で優しい家族に囲まれて育ち、社会人デビューで来日しました。都内の外資系会社で働いています。言語の勉強と、動画編集、美味しいものを食べることが大好き!