韓国ではタブーの結婚前の同棲をするための3つの条件と同棲結果

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*最新の記事はこちら→結婚前の韓国人との同棲生活を成功させるための秘訣

さて、韓国人彼氏のぷーさんと同棲を始めて2カ月が経過しました。実は韓国ではタブーと言われている結婚前の同棲をするための条件、そしてタブーを押しのけて同棲した結果気付いたことをわたしの目線からお伝えします。



実は、韓国では結婚前の同棲はタブー

日本ではカップルが同棲するのは普通で、結婚をまだ考えていないような学生カップルも一緒に住んでいたりしますよね。しかし、韓国では結婚前の同棲は基本的にタブーです。韓国で同棲している未婚カップルのほとんどは、結婚式の具体的な日程が決まっていたり、もう確実な結婚が視野に入っています。

結婚する予定が決まっていないのにカップルで一緒に住むことは、特に親の世代はあまりよく思わないことなのです。もちろん韓国人彼氏のぷーさんも、最初は同棲に反対していました。結婚が決まっていないのに一緒に住むなんてダメじゃない!?と。

日韓カップルが同棲するために必要なのは3つ

わたしが考える、日韓カップルが同棲するための3つの要件は

  1. タイミング
  2. 両親の承諾
  3. 一緒に住んでも大丈夫だという自信   です。

結婚前の同棲に反対派だったぷーさんが、なぜわたしと一緒に住むようになったかというと一番大きかった理由が「タイミング」でした。わたしの転職が決まり、当時の会社の寮を期限内に出なければならかったのです。もちろん一人で引っ越すことも考えました。がしかし、その数か月後にはぷーさんの短期海外駐在、さらにその数か月後にはぷーさんの賃貸の更新月が迫っていたのです。わたしたちは顔を見合わせました。あれ?もうこのタイミングで2人で住んじゃったほうが、引っ越し代も、更新料も節約できるんじゃないんじゃない?

このタイミングで同棲を始めようと考えたわたしたち。時間の猶予が無かったので、超スピードで賃貸物件を探しつつ並行してお互いの両親に、同棲の承諾を取ることにしました。まずは、わたしの両親です。先にわたしがやんわりと電話で伝えたあと、テレビ電話モードにしてぷーさんと2人で報告、更に後日、わたしの地元のレストランで同棲報告&承諾食事会を開くことになりました。

▼実際に食事をしたレストランでの料理一方、ぷーさんの両親は韓国に住んでいるので直接は挨拶できません。ぷーさんとわたしでテレビ電話をして、一緒に住みたいと思っていることを伝えました。すると、「仲良く協力して暮らしなさい」と言われ、同棲を承諾してくれました。なぜ、まだ結婚していないわたしとぷーさんが一緒に住むことを認めてくれたかというと、わたしの推測ですが

①わたしたちが日本に住んでおり、日本では同棲が一般的に行われているから

②ぷーさんの両親とわたしは実際に会ったことがあり(実家に4泊お世話になりました)、

変な女ではないと分かってくれていたから笑

ではないかと思います。

▼去年ぷーさんの実家に泊まってご挨拶できて良かった!

さて、賃貸物件も見つかり、両親の承諾も得ました。わたしはぷーさんとならどんなことがあっても乗り越えられる自信があったので、同棲に対して何の不安もありませんでした。
一方ぷーさんは、同棲1週間前の時点で「もぐちゃんと一緒に住むこと、良いドキドキと悪いドキドキが半々です」と言っていました。悪いドキドキは何かと聞いたところ、「結婚してないのに一緒に住んで、私の悪いところをもぐちゃんが嫌いになっちゃうかもしれない」とのこと。そんなこと絶対に無いから大丈夫だよ~、と伝えました。そんなやり取りをしてから2か月経過したいま、韓国ではタブーとされる結婚前の同棲を経験して良かったこと、悪かったことが見えてきました。

同棲して良かったこと

結婚前の同棲にはあまり気乗りがしていなかった韓国人彼氏ぷーさんと住み始めて2か月たちました。同棲して良かったと思うことはたくさんありますが特にこの2つです。

  1. 毎日楽しい
  2. 生活にメリハリがでる

なんといっても毎日が楽しい!!まだ二か月しか経ってないからだよ!との声も聞こえてきそうですが、朝起きた瞬間から寝るまで楽しいんです。

ぷーさんのせいで笑い皺ができた

わたしの朝は、まだ完全に目が覚めていない中「もぐちゃんサランへ~」というぷーさんの第一声で目覚めるところから始まります。わたしがまだ完全に起き切らず、目をつぶっていると、ぷーさんは日本語で、創作童話を静かに話し始めます。

むかし~、もぐプリンセスというプリンセスがいました~

もぐプリンセスは、優しくて~可愛いプリンセスですが~

ごはんを食べることが大好きです~

運動する?って聞いたときは何も返事をしないくせに~

ご飯食べる?って聞くとすぐ起きます~

もう耳元でこんな童話聞いたら笑って起きちゃうんです。朝から笑って目覚める毎日が続いています。ドライフルーツ入りのカラフルなグラノーラを目の前にすると女子みたいな「かわいい~~~」を連発するぷーさんを見て面白くなり、初めて食べるはんぺんの感想が「動物の脂肪みたいで無理です~~」で笑い、常に笑っているので、同棲し始めてからわたしの目尻にしわができました。笑

コロナの在宅勤務なので24時間家の中で一緒ですが、ストレスは全く無く、毎日幸せだな~楽しいな~と思って過ごしています。同棲して良かったと心から思います。

ふたりだからダラダラしない

同棲して良かったことふたつ目は生活にメリハリがでることです。わたしは漫画を見たり、テレビのバラエティ番組を見るのが好きで一人だと永遠にゴロゴロしています。
でも、ぷーさんと一緒に住み始めてから生活リズムが変わって快適になりました。朝起きたら温かい紅茶を飲みながら本を読んで、仕事をして、一緒にご飯を作って、仕事が終わったら家の中で1時間くらい一緒に筋トレをして、そのあとはインスタの漫画を描いたり、韓国語の勉強をしたり、一緒にドラマを一本だけ見たり、とかなり時間を有効に使っていると感じます。(本来はなまけものな)わたしと一緒に住んでくれて、ぷーさんには感謝してます。

同棲して悪かったこと

同棲して悪いと思ったこと、なかなか見当たらないのです。ずっと一緒にいるとケンカもたくさんするのかと思いきや、ほぼしません。最近のケンカとは言わないケンカは、わたしがいつも靴下を裏返しに脱いだまま洗濯機に入れるので、干すときにぷーさんに「もぐちゃん、裏返しだと糸のごみがでるので直してください!!」と注意され、「がんばるー」と言ったら「がんばるという言葉は何の意味も持ちません!!行動で示してください!!」と言われたことくらいです。笑
わたしたちはひとりの時間が特に欲しいとも思わず、お互いに相手がお風呂に入ってる時間がひとりの時間として十分だな~と思っています。

同棲を許してくれたお母さんたちへ

韓国ではあまりない結婚前の同棲を許してくれた、ぷーさんのお母さんたちが心配しないように、わたしは時々ぷーさんとの日常生活の写真をカカオトークで送っています。わたしは韓国語がまだあまりできないので、もちろんGoogle翻訳を使いながらですが、きちんと韓国のお母さんたちともコミュニケーションを取って、日本の同棲生活をリポートしたいと思っています。
同棲を始めてから2か月、今のところ同棲をして良かったという気持ちしかないです。やっと新しい家の立地や生活リズムに慣れてきたので、これからはもっと楽しくなる気がします。今度はぷーさんから見て同棲生活をどう思っているか聞いてみますね!

 

(追記)*2021年5月

同棲生活を経て、結婚しました。

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もぐ

ぷーもぐ旅行のもぐです。これまで旅した国は20か国以上。 北欧に住み、social welfare systemを専攻していました。 現在は韓国人夫ぷーさんと、1歳のウリ赤ちゃんと一緒に、日本↔韓国を行き来する生活で、世界一周を少しずつ旅しています。